5■木曜日のアルバイト
ぐいっとその手を引っ張った大魔王は、麻柚を抱きかかえてふわりと十メートルくらい飛びずさった。
「マユ!」
「ふははははは」
またかっこいい笑い声を響かせ、大魔王はあろうことか麻柚の頬にキスをした。
あんの野郎ふざけんなああああああ!! 俺の妹に!!
「ちょっと思考を変えてみたよ!」魔王は遠いので声を張っている。「能力持ちと、魔王くんが結ばれたら、どんな素晴らしい人材が生まれるんだろうってね!」
はあ!?
「ミスカシはもらってやるよ!じゃーなー」
黒い穴が空中に現れる。
「待て! マユをどこに連れてく気だ!!」
「ふははははは」
大魔王がかっこよく高笑いする。そして麻柚が叫ぶ。
「た、助けて、ルカさーーーん!」
え。なんで俺じゃなくて瑠果なの。
二人は黒い穴の中へ消えていった。そして黒い穴も消えた。
俺は呆然と突っ立っていた。
なんで、俺じゃなくて瑠果なの。ねえ。
「マヒロくん、まずいわ」瑠果が俺の腕を引っ張る。「早く追いかけましょう」
「追いかけるって……どうやって……」
なんで俺じゃなくて瑠果なんだ。
「マユちゃんのストラップに、GPSを仕込んでおいたわ」
「……は? いつの間に」
「私がプレゼントしたのよ、ピンクのうさぎちゃん」
え、あれは、好きな人がくれたって言ってたぞ。
麻柚の声が俺の脳内で再生される。
<禁断の恋って、燃えちゃうよね!>
まさか。
「早くしましょう。宇宙にワープされたら、GPSの範囲外だわ。マユちゃんも呼吸ができなくて死んじゃうし」
「奴も、地上から一気に宇宙へ飛ぶ能力はまだないはずだからの。ほれ、マヒロ、わしにおぶさりな!」
まさか……麻柚の好きな人って……
「ちょっと、聞いてるの!?」
瑠果が俺の頭をぶつ。痛い。ぶたれた衝撃で視界や焦点がズレた。
「あれ?」
俺は、麻柚たちが消えた空中を眺めていたのだが、そのずっと先、遠い空に何かを見つけた。
「何よ」
瑠果がいぶかしげに訊く。
「何かわからないけど、何か、来る」
「え?」
「こっちに向かって飛んでくる」
「え!?」
「隕石……っぽい」
俺以外、誰にも見えないらしい。瑠果もゆるめちゃんもばあちゃんも、空を見ながら首を傾げている。
「また大魔王が腹いせに飛ばしてきたのね。この場はゆるめちゃんにしか頼めないわ。私たちはマユちゃんを奪還しに行かなきゃ」
「ゆるめちゃんに何を頼むんだよ」
「GPSは……まずいわ、マユちゃん、太平洋上空にいるみたい」
「おい」
「ほれ、おぶさりな!」
「ばあちゃん、上空にワープすんのかよ、落ちるだろ」
「はっ、みんな、逃げて!!」
瑠果が叫んだ。
瑠果がシュッと消え、ばあちゃんが俺の手首を掴んでシュッと飛んだ。
「え、ゆるめちゃんは!?」
シュッ、と降り立ったのは、先ほどいた場所が見える、五階建てくらいの建物の屋上だった。
遠くの空が光り、赤くなり、最初は飛行機か何かが飛んでいるようなシュゴゴゴゴという音だったのがどんどん大きくなり……、どデカい隕石が燃えながら飛んできた。
ビルとビルの間に取り残されたゆるめちゃんは、隕石に向かってファイティングポーズをとった。馬鹿な。何をするつもりだ。
「ゆるめちゃーん!!」
ボボボボボ、とものすごい音と熱風を起こしながら、隕石は高速でゆるめちゃん目がけて飛んでくる。学校の校舎くらいの大きさ、と言って伝わるだろうか、それとも鯨か? 日頃見ている物体とはケタ違いのデカさなのでサイズを目測できない。眩しい。熱風で肌が焼けそうだ。ああ、もうゆるめちゃんが走って逃げても間に合わない。もっともゆるめちゃんはファイティングポーズをとったままだ。
「なんで助けないんだよ! ワープして連れてこいよ!」
瑠果の肩を掴んで揺さぶっても、瑠果は首を振るだけで動こうとしない。
ああ、もうだめだ!
ゆるめちゃんは、まるで隕石を押さえようとするように両腕を上げた。無理だよ! 死んじゃうよ!!
それから、ものすごい音と振動があったはずなのに、俺の記憶はサイレントだ。
周りのビルが崩れていく。火が燃え広がる。
ゆるめちゃんはデカい隕石が地上に落下するのを防ごうとした。しかし隕石の勢いをくい止めることなどできるはずもなかった。ゆるめちゃんが地面にめり込んでいくのを、隕石に潰されて消えるのを、俺は見た。
瑠果がばあちゃんの服の袖を引っ張った。ばあちゃんは頷いて、俺の手首を掴んだ。
瑠果が消え、ばあちゃんは俺を連れて飛んだ。
瞬時に景色が変わった。
「う、うわああ!?」
海の上、十メートルくらいだろうか。ゆるめちゃんの死のショックを受けている時間も与えてくれないのか。俺が死にそうだ。高い。恐怖が俺に襲いかかる。落ちたらひとたまりもない。
ばあちゃんに手を掴まれて空中浮遊をしている感覚だが、ずっとシュッシュッという音がしていることからすると、連続で空間移動しているらしい。それって体力的には問題ないんだろうか。
「わしゃ丈夫だからの、心配ご無用」
ばあちゃんはピースサインを出して、言った。
瑠果が近くを飛んでいる。いや、こちらも空間移動なんだろうけど。
だんだん高く上がっている気がする。海が遠くなる。怖い。怖いよ。俺はもう目を開けていられなかった。
「いたわ!」
いたというのは俺の愛する妹のことか? 閉じたばかりの目を開けると、確かに百メートルほど先の海上に、大魔王に抱えられた麻柚の姿があった。大魔王の場合は空間移動ではなく、普通にふわふわと空中浮遊しているようだ。普通に、と言っていいのかよくわからないが。
麻柚は眠っているようだ。いや、高さに戦慄して気絶しているのかも。
「そいじゃ、行くよっ!」
ばあちゃんの威勢のいい声がして、気づくと大魔王の背後へワープしていた。
ばあちゃんは大魔王にお姫様抱っこされた麻柚の足首を掴もうとする。
「誰だ」
大魔王が振り返った。トランプのときはヤル気のない喋り方だったのに、今のは凛々しかったぞ。
大魔王は片手で麻柚を抱き、もう一方の手にはどこからともなく現れた剣を持った。ばあちゃんは一旦少し離れたところへ移動する。
魔王が剣を持つ腕を、瑠果がシュッと現れて取り押さえた。瑠果はその腕にぶら下がる。空間移動をやめたらしい。今までふわりふわりと浮遊していた大魔王が落下し始める。
「は、離せっ」
腕を振り回そうとするが、瑠果の体重に対する重力に逆らえない。
大魔王は麻柚を落とした。
「うああ、マユ!」
「心配ご無用」
ばあちゃんは俺を連れてシュッと移動し、麻柚の足首を掴んだ。
そしてまたシュッと視界が変わった。
「ゆるめちゃん、あとよろしく」
瑠果の声が聞こえた。
気づくと俺は、家の、自分のベッドに寝ていた。
え、なんで? 頭が、視界が、ぼんやりする。どうなってるんだ?
「あ、気がついた」
妹の声だ。痛む頭を押さえながら、俺は目の前に現れた麻柚の顔を見た。麻柚は床に座って、ベッドに両腕を乗せ、心配そうに俺の顔を覗き込んでいる。
え、……まさか、夢オチ!?
「大丈夫? お兄ちゃん」
俺はしばらく無言で妹の顔を見つめていた。
ああ、ああ、夢でよかったんだ。麻柚が水鉄砲を撃ちまくったり、大魔王にキスされたりしたのは現実じゃないってことなんだから。寿命が縮むような夢はもうまっぴらだけど。
ああ、よかった。
「もう、本当に頼りにならないわね」
瑠果の声がした。え? なんで?
「マヒロくん、全然戦ってないじゃないの。どうして私たちが平気なのに、マヒロくんが過労で倒れるわけ?」
「だらしないのう」
ばあちゃんまでいる。
俺は上半身を起き上がらせて、立っている瑠果とばあちゃんを見た。
現実だったのか?
今までの、すごくくだらない夢みたいなことが、本当だったというのか?
だとしたら。
大魔王は、どうなったんだ? 地球は存続してるみたいだけど。そもそも何がどうなって大魔王との戦いが始まったのかも、教えてもらってない。
……それから。
「ゆるめちゃんは……」
俺は、訊いてもどうしようもないことを訊いた。
瑠果が目を伏せる。
「あの子ね……」
みんな黙る。
ふう、と息を吐いて、瑠果は呟くように言った。「あの子のせいで世間は大騒ぎよ……どうしてくれるのかしら」
麻柚は、俺のベッドの脇にある小さなテレビの電源を入れた。「どのチャンネルも、ずっとこの調子なの」
え、何が? 今、俺はゆるめちゃんの話を……
画面を見ると、見覚えのあるビル街……大魔王となんやかんややって、ゆるめちゃんが隕石にファイティングポーズをとったあの場所を撮影した、画質の悪い映像が映っていた。マンションの一室なのか、ガラス越しに見下ろす感じで撮られている。画面の左下には「視聴者提供映像」の文字。右上には「衝撃映像 巨大隕石 街を救った少女」の文字。
『二歳の娘が折り紙で鶴や明太子を折る様子を撮影してたんですけど、空に何か光ってるなあと思って、カメラを向けたら……』という、撮影者のコメントの音声がかぶせてある。
『これは、死ぬ、と思いました。すごい風と熱と光だったんですが、人の姿が見えてびっくりして』
カメラはゆるめちゃんを映していた。「逃げろー!」という声が入っている。「ゆるめちゃーん!」というのも微かに聞こえた。多分、俺の声だ。
隕石は高速でゆるめちゃん目がけて飛んできた。あの場で直接見た光景だ。俺は目を背けた。
「マヒロくん、我慢して見て」
瑠果が俺の肩に手を置く。そんなこと言われても。
うわあああ、人が、人が、という撮影者の叫び声。そりゃそうだ。目の前でゆるめちゃんが潰されたのだ。
『そのときでした』
突然、女性の声でナレーションが入る。俺は思わず画面に目を向けた。
ゆるめちゃんがバネのように立ち上がり、隕石が高速で空の彼方に飛んでいった。
は!?
『これはCGとしか思えませんね』『冗談でしょ?』
テレビの中でコメンテーターが冷めた言葉を発する。ごもっともだ。むちゃくちゃすぎる。
ビデオはまだ回り続けている。少しの間呆然としていた撮影者は、カメラの電源を入れたまま部屋を飛び出し、エレベーターに乗り、マンションを飛び出してゆるめちゃんの元へ走った。画面がものすごく揺れるので見ていて酔いそうだった。
『大丈夫ですか!』
撮影者が、へたり込んでいるゆるめちゃんに声をかける。
焼け焦げてボロボロになった制服を着たゆるめちゃんは、前歯のない口を大きく開け、「骨折れひゃっはあああん痛いおおおお」と赤ん坊のように泣きわめいた。
骨……骨折れちゃった、だと?
それで済むか!?
『少女は現在、△×病院に入院し、精密検査を受けていますが、両腕に火傷、腕と脚の骨を折る重傷とのことです』
『CGによるガセ映像ではないかという問い合わせが殺到しています。現在、事実確認を急いでいます』
『現場では、大規模な爆破があったかのようなビルの損傷と瓦礫、焦げ臭い空気が立ち込めています。○□宇宙科学研究所のスタッフが総動員で、調査にあたっています』
『研究所のスタッフの話によりますと、隕石の大きさからすれば街全体が壊滅してもおかしくなく、これほど狭い範囲で被害が収まっているのは考えられないとのことです。何か別の原因による爆発の隠蔽工作ではないかという見方も出ています』
テレビの中でも情報が錯綜しているようだ。大変だな。
「そういうわけだから」瑠果が言った。「とりあえず命に別状はないそうよ」
「ああ、そう……」
俺はまだ夢の中にいるのかもしれない、と思った。
「さあて」ばあちゃんが伸びをした。「わしもそろそろ帰らんと」
「え、九州に?」
麻柚が問う。
「そうだよ。日曜からずっとあちこちでごたごたしとってね、今週まだ一度も九州の体に戻っておらん」
「師匠の分身は幻影じゃなくて実体なの。それってすごいことなのよ」瑠果が誇らしげに言う。「私は、幻影の分身か、ただの空間移動しかできない。まだまだね」
空間移動ができるだけで異常だと思うんだが。自分で、上級だって言ってただろうが。
ばあちゃんが説明を続ける。
「空間移動で済みゃいいんだけども、老人がいなくなったら徘徊だと思われて大事になるだろ。だから体は置いてこないと。そうすると今度は、幽体離脱して目覚めないわしを見た親戚が『倒れた、今度こそ死ぬ』ちゅうて、どっちにしろ大事にされるんだがの」
だめじゃん。
「そいじゃ、まあ、元気でな。九州にも遊びにおいで」
「ああ、そうする」
「わしも、アクガレと知れてしまったことだし、ちょくちょく遊びに来させてもらうよ」
「ああ」
ばあちゃんは俺と麻柚の頭を撫でると、くしゃっと笑って、シュッと消えた。
ばあちゃんの顔見たの、久々だったなあ。
「じゃあ、私もそろそろ……」
「待て」
知らん顔で帰ろうとする瑠果を俺は指差した。もう失礼とかそんなことは考えていられない。こっちがどれだけ失礼な扱いを受けたと思う?
「お前にはまだ、説明してほしいことが山ほどある」
「あら、何かしら」
にっこり微笑む。可愛いんだけど、作り笑いだと知っているから俺は全然ときめかない。
「じゃあ、まず、大魔王はどうなったんだ」
麻柚も頷いて瑠果を見る。
瑠果はいきなり切ない表情になった。
「大魔王はね、可哀想な子なのよ」
「へ?」
「彼は火星人の末裔。六年前、地球の能力持ちとの戦争で、火星人は大魔王を除いて滅びてしまったの。火星人は食事をしないから、生命の維持は問題なかったけど、彼はこの六年間、一人ぼっちで生きてきたのよ」
「は、はあ」
「彼はああ見えて、まだ十歳なの」
「十歳? あれで?」
それにしちゃ背が大きくて大人びていて色気があったが。
「彼はたった一人で、今回を含めて三回、地球に攻撃してきたけど、いつも最終決戦はトランプだった。彼が父親と最後に遊んだのが、トランプゲームだったのよ……」
瑠果は涙を拭く仕草をした。いや、え、泣けねえよ!?
「彼は魔法も使えるし、地球を滅ぼすのは容易いことだと思うわ。それでもある程度の攻撃だけで去っていくのは、遊んでほしい、相手をしてほしいという寂しい気持ちがあるからじゃないかしら」
地球への攻撃は遊びだってことか。構ってほしいだけなのか。おい。
「だからね、ゆるめちゃんに頼んで、大魔王が飛ばした隕石を、逆に大魔王に投げ返してもらって、あなたは地球人にこんな恐怖を与えているんだって思い知らせてやったの」
「え!?」
「他に質問は?」
「え!? 大魔王の話はそれで終わりか!?」
「あ、それからシャープペンシルの芯のことだけど」
話を変えられた。ちょっと待…………いや、そっちも気になる。
「カーテンレールの芯は、私が仕込んだの。消しゴムのカスでくっつけといたわ」
「なんでそんなこと」
「普通じゃ考えられないようなところにあっても、マユちゃんがそれを見つけられたら、ミスカシだって確証が持てるから」
「俺がシャー芯を捜すって、なんでわかったんだよ」
「私はいくらでもこの家に忍び込めるのよ? 会話は筒抜けよ」
うわあ、それってなんか嫌だな。
「でもさ」俺は腕組みした。「そのミスカシっていう能力は、トランプに勝つために、必死に探してたわけだろ? だけど結局、役には立たなかったよな。あんな命懸けで俺たちを追い詰める必要あったのか?」
「役に立たなかった?」瑠果は目を真ん丸にした。「マユちゃん、ちゃんと勝ったじゃないの」
「え!」
俺が透視してなかったら危なかったって、気づいてないの!?
まあ、いいや……。
瑠果や、その能力持ちという仲間は、かなり適当でずさんな計画で、今までなんとかなってきちゃったんだろうな。こっちはピストル向けられて、恐ろしい思いをして、死ぬかもしれないと何度も思って、へとへとだっていうのに。
「ちょっと待って」むっとした顔で瑠果が言う。「別に、ミスカシが欲しかったのはトランプのためだけじゃないわ。今回の大魔王のいたずらがすべてだと思ったら大間違いよ。宇宙戦争に比べたら、今日のなんて遊びみたいなもんなんだから」
え、そうなの? 大魔王とのアレは大したことないレベルなの?
まさか、こいつ。
俺はベッドの上で座り直した。
「これから起きるかもしれない危険な宇宙戦争に、マユを駆り出すつもりじゃないだろうな!」
「当たり前じゃないの。苦労して探したのよ? 戦力になってもらうわ。ね、マユちゃん。私のお願いだもの、聞いてくれるわよね?」
「お前、俺のマユをたぶらかすな!」
俺は麻柚を抱き寄せた。大事な妹を、そんな危険な目に合わせるわけにはいかない。
「ちょっと、お兄ちゃん、離してよ……」
「だめだ、マユ! お前の恋愛観念をどうこう言うつもりはないけど、ルカはダメだ!」
「へ!?」
麻柚が顔を真っ赤にした。
「お兄ちゃん、ひどい……! ルカさんの前でそんなこと言うなんて!」
「え、だってお前、もうバレてるだろ」
「だからってこんなの、ひどいよー!」
麻柚は泣きながら部屋を飛び出していった。なんだって女というのはこう感情の起伏が激しいんだろうか。
瑠果が溜め息をつく。「マヒロくんて、女心が全然わかってないわね」
「お前もお前だ。マユとデートなんかしたり、ストラップなんかプレゼントしたり。その気もないくせに」
「ミスカシが欲しかったんだもの」瑠果は悪びれもしない。「ストラップのGPSは、あなたがヒントをくれたのよ。偶然を装って会うのにも使えたし、さらわれたときには相当役に立ったんだから、いいじゃない」
「俺の妹をもてあそぶな」
「わかったわよ。マヒロくんも、マユちゃんの気持ちを察して、シスコンはもうやめたら?」
「マユの気持ちって、なんだよ!」
まるで麻柚が嫌がってるかのような言い方はやめろ! 腹立たしい。